人間には寒かったですが、犬達にとっては過ごしやすい気温の曇天のもと、第130回天然記念物指定
甲斐犬愛護会展覧会が開催されました。
今回の出陳頭数は、参考犬も含めて155頭でした。
どんどん愛護会展が盛り上がってきていて嬉しい限りです。
甲斐を初出陳した時には、成犬なのに尾を下げがちな甲斐にギャラリーから容赦ない罵声がとんできていたたまれない思いをしたりもしましたし、私より暫定下位に並べられたハンドラーから『なんでこんな犬がうちの犬より上なんだよ!』とか怒鳴られて辛い思いをしたりもしましたが、最近ではそのようなこともほとんどなくなり、厳しいながらも品位と寛容さのある素晴らしい雰囲気の
展覧会になってきていますので、出陳者が増えてきたのも当然のことと思いました。
今回、うちからは総合優良犬牝の部に月(紫峰の月影姫)を出陳します。
総合優良犬の部は、全審査の一番最後なので午後3時頃まで全く出番がありません。
犬と飼い主のコンディションを審査開始までだれずに保たせるのが結構たいへんです。
朝の出陳受付で月がいただいた番号は『11番』。
縁起が良い番号を頂いたわ

と喜びつつ出陳目録をみたら・・・
総合優良犬牝の部の出陳頭数、なんと7頭
滅多にない多さです(_ _|||)
11番といえば、7頭の一番端っこということなので、ただでさえ小柄な月が目立てないのではないかと心配ですが、その一方で、常に気迫満々の月にとっては両サイドに犬が並ぶよりも片側にしか犬がいない方が、いざという時に制御しやすいかもとも思い直しました。
でも、7頭かぁ・・・

出陳頭数が多いことと、審査員の先生が何名か欠席されていたことから、通常より20分ほど早く午前の個体審査が開始されました。
京都へ行った月影丸(紫峰の月影丸:
天狼の銀×紫峰の月影姫の次男)が、壮犬牡の部に出陳です。
毎回出陳頭数が最も多い壮犬牡の部、前回入賞犬がほとんどそのまま上がってきているので厳しい戦いですが、頑張ってもらいたいです。
個体審査を受ける月影丸と雅&龍の父さんコンビ



父犬譲りの虎毛と母犬そっくりの構成で良い犬に仕上がっていましたが、惜しむらくは換毛期に重なっており自慢の差尾が細〜くなっちゃってました

それでも、その細い尾をピンっと立てているところは母犬似です(*^ー゚)b
午後の総合もその調子でがんばれ

月の総合審査に備えて、会場から少し離れたところで(会場の近くだと月が興奮しすぎて疲れそうなので)月を散歩させたりしていたので、月影丸以外の応援が全くできませんでした。
雅&龍の父さん&虎捺ちん、くまのぱぱさん&ちゃすけ、mitsuさん&桃香ちゃん、マキマキさん&ヤマトくん、ごめんなさい m(_ _)m
お昼頃、岐阜へ行った小梅ちゃん(紫峰の小梅姫:
天狼の銀×紫峰の月影姫の次女)が遊びにきてくれました。
母犬の月が総合優良犬の部に出ることは知らせていなかったのですが、高速道路1000円なので行ってみよう!ということになり来てくれたそうです。
小梅ちゃんは顔も毛色も母犬そっくりに育っていました。
車酔いしたそうで、会場到着直後は元気がなかったそうですが、同犬種がいっぱいいるのを見て元気が出てきたそうで、会場下の河原で楽しそうに散歩していました。
月の審査まで居て応援してくれるそうです。
月影丸と小梅ちゃんのためにも月、頑張らねば
お昼は、
黒狼家特製の美味しい鍋をいただき、午後の英気を養いました。
とっても美味しかったです。
いつもいつも御馳走様です m(_ _)m
月影丸の午後の総合審査『月、気合いれていくぞ

』と声をかけたら、
こっちを向いて頼もしい表情の月影丸です

この見事な立ちこみをご覧ください

月影丸は、前回入賞犬を抜いて全29頭中9位で結審しました。
あの毛の状態でこの成績は見事と思います。
気迫あふれる立ちこみを武器に勝ち上がってきた母犬の月を彷彿とさせる素晴らしい立ちこみでした
月影丸は入賞なりませんでしたが、雅&龍の父さん家の虎捺ちんは、成犬の部で見事3席入賞を果たしました
雅&龍の父さん御家族、作出犬舎の黒狼犬舎さま、おめでとうございました
さて、いよいよ、総合優良犬の部の審査です。『総合優良犬牝の部、11番』のコールに手をあげながらリング中央へ進みました。
月は、気合十分ながらも落ち着いていました。
12番の犬が隣に立つのを待って、その犬に合わせて月を立たせようとしましたが、月は出番を待って控えているリング正面外にいた牡犬の方が気になったらしく、そちらを向いて立ちたがったので、無理せず月の立ちたい方へ合わせて立たせました。


月は、胸を張り、太い差尾を力強く差しこんで素晴らしい立ちこみしてくれました。
この画像は、mitsuさんが撮ってくださったものです。
月をこんなにかっこよく撮ってくださって有り難うございました

リング外から、月の父犬・利根の一心号の所有者であるK山さんが励ましのお声をかけてくださり、私も月も心強く立つ事ができました。
『決定いたしました。
総合優良犬牝の部、優勝は・・・』
目をつぶって祈りながらコールを待ちました。
『11番です』やったー!!月、総合優良犬牝の部優勝です!牡の部の優勝が決まるまでの間、牝の優良犬はリングの隅で待機するのですが、たくさんの方々が『よかったね、おめでとう』と声をかけてくださり、小梅ちゃんの飼い主さんも『すご〜い、お母さん優勝犬だよ〜』と喜んでくださいました。
牡の部優勝は、彩の国井上荘のIさんの南陽の力皇号でした。
Iさんの胸を借りるつもりで、力皇号と合わせました。
結果は、南陽の力皇号が総合優勝大優勝旗獲得、月は準優勝・寺田記念杯をいただきました。結審後に記念写真を撮っていただいているところです。
赤いブルゾンがIさんです。

会長から寺田記念杯を授与いただいているところです。

うちで産まれたチンピラ月ちゃんが、こんな素晴らしい賞を頂けたなんて夢のようです。
御指導くださった先輩方、応援してくださった犬友の皆様のおかげです。
本当にありがとうございました。
賞に慢心することなく、より一層の精進を重ねてまいる所存ですので、今後ともよろしくお願い申し上げます。
追記:
寺田記念杯は、トロフィは片手で持てる重さなのですが、木製の箱(ロッカーといった方がよいかも)がものすごく重く、雅&龍の父さんに手伝っていただいてやっと車に積み込めました。
小型車ながら、大容量のラクティスでよかったとしみじみ思いました。
お疲れのところをお手伝いくださった雅&龍の父さん、ありがとうございました。
甲斐犬好きの方、ぽちっとお願いいたします♪
にほんブログ村
最新コメント