放射能汚染(線量測定してみました♪)

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福島第一原発事故による放射能汚染・・・。

原発から170km以上離れたつくば市南部も、取手市と松戸市にホットスポットができた影響で、いまだに平時(0.08μSv/h)の約2倍前後の高い線量が計測されています。

やっと今頃になってテレビやラジオでも報道されるようになりましたが、武田教授のブログでは以前から言われていたように、地表に降り積もった放射性物質は、舗装された道路やコンクリートの建物に降りた分は大半が雨で洗い流されて下水処理場へ移動しました。

しかし、樹木、草むらや芝地、土むき出しの土地に降りた放射性物質は、雨で洗い流されにくいのでその場に存在し続けています。

武田教授は、そういう場所をミニホットスポットと呼び、近づかないように注意を呼びかけていました。

私も、今まで(線量が当然高いと考えられていた期間)は、散歩はアスファルト路面上のみでしかも短時間で済ませるとか、雨の日は絶対に外へ出さないとか、犬達にかなり制限された生活を強いていました。

しかし、この先、ずっとこのままの方式の方がいいのか、それとも、もう少し犬達の行動範囲を拡大しても大丈夫なのか判断の材料がほしいと思いました。

もちろん、わずかな危険であっても絶対に避けるべきと考えるならば、今までの生活を続けるしかないのですが、それだけの制限を犬達に強いるだけのメリット(被曝量を大幅に下げられる)があるのかどうか、という費用対効果の問題を考え始めました。

汚染開始(初期の大放出)から3ヶ月間経ち、行政が線量測定を始めたということは『だいぶ線量が下がった頃だから測ってもよかろう』ということなのでしょうし。

ということで、目安になるものとして、線量計(放射線測定器)を買おうかなと思い立ちました。

物理学の方面に進んだ高校時代の同級生に、どこのメーカーのどんな機種がいいか尋ねたら、『国産ならどこのでもいいんじゃない? 急ぎなら、僕が持っているのをしばらく貸してあげるよ』との大変ありがたい言葉

土曜日の夜に、わざわざうちまで持って来てくれました。

取扱説明以前のこととして、測定原理とか測定値の解釈法とかを教えてくれたのですが、日本語なのにほとんど理解不能。

高校までは同じ教室で同じ授業(私も一応理系クラスだったので)を受けていたのに、その後の専攻(仕事)によって、人はこんなに違ってくるんだなぁと感銘を受けました。

でも、結論としては、車の構造を理解できなくても運転ができるように、彼のように原理を全て理解していなくても線量は測定できるみたいなのでよかったです。


翌日曜日、さっそくあちこち測定してみました。

仕事の当番日だったので、とりあえず自宅周りと犬の散歩コースを調べてみることにしました(次の休日には、もう少しあちこち測定してまわろうと思います)。

測定器はGM管で測定値はcpm(count per min.)で表示されますが、およそ100rpm=0.12μSv/hとして換算してよいとのことです。

ベータ線を遮蔽するためにGM管にアルミホイルを4重にかぶせて測定しました。

測定値はバックグラウンド(0.08μSv/h=約67cpm)を含んでいます。



まずは、私の部屋。
犬を室内に入れるとしたらケージを置く場所です。
高さ42cm(月の体高と同じ)の椅子に測定器を置いて測定しました。

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測定値にはかなりばらつきがありました。
最大値は154cpm=0.18μSv/h!でとなりましたが、最頻値は、80台後半~100台前半(0.10~0.12μSv/h)でした。
部屋の真ん中では、0.09μSv/hが最頻値でした。




つづいて犬スペース。
犬が1日の大半寝転んで過ごすスノコの上で測定しました。

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0.09~0.12μSv/hで、予想通り、私の部屋の中と大差ありませんでした。




犬スペースの外階段側の窓際。
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ここは、0.15~0.19μSv/hと少し高めの値が出ました。
その理由は後で判明しましたので、後述します。



最後に散歩コース。

地面から約50cmの高さで測定しました。

測定器本体とGM管で両手がふさがるので、測定値の撮影はできませんでした。

住宅団地内でも場所によって線量にかなりばらつきがありました。

舗装された道路の真ん中が一番低くて、158cpm=0.19μSv/h。

あまりマメに草刈をしていない公園や、林の脇の道路、道路の両脇に吹きだまった砂の上では、200cpm=0.24μSv/h前後と高い値でした。

一番高い値を示したのは、コンクリタイル畳(目地部分に土が入り込んでコケや草が生えているようなところ)の歩道の上で、300cpm=0.36μSv/hでした。

うちの外階段にも同じように各段差の立ち上がり部分に土がたまってコケが生えていたところは高い線量を示した(これが犬スペースの外階段側窓際の高い線量につながっていたと予測されます)ので、速攻で掃除しました。



測定器を持って歩いていたら、たくさんの人に声をかけられました。

『この辺の線量はどのくらいなんですか?』

『どういうところが線量が高いんですか?』

そう、みんな心配しているんですよね。

そうなんです。

データをきちんと公開してくれさえすれば、あとどのように行動するかは個々人で考えますから、っていうことですよね。

パニックをあおらないために、って、隠蔽されて事実がわからない方がずっとパニックを起こしますよ。

本当は個人で線量計を買って自衛しなきゃいけないなんておかしいですよね。



やはり外はまだ少し高い値(平時の2倍以上)を示していますが、どの程度高いのかということが数字でわかったのでよかったです。

また、私の部屋と犬スペースでは大して線量が変わらないことがわかってほっとしました。

ちなみに、他の部屋は、頻繁に換気扇を回しているリビングや浴室も、0.09μSv/h前後でした。

外も中もきれいに掃除した後の車の中(ラゲージルーム)は0.10μSv/hでした。

アルミホイルをはずしてベータ線も一緒に測れるようにして、犬達の汚染具合を調べてみましたが大丈夫でした(バックグラウンドと差が出ませんでした)

自分の甲状腺にもGM管を向けてみましたが(笑)大丈夫でした。



ということで、状況が変わらないかぎり、犬達にはこのままサンルームで過ごしてもらうことにしました。

散歩は、計測値をもとにコースを少し変更しましたが、時間は今まで通り短めのままにします。

その分、月に1~2回程度になっちゃいますが、非汚染地域のドッグランへ連れていって思いっきり遊ばせてやろうと思います(出かける前には、人も犬も車もきれいに洗って、測定器でサーベイして問題ないことを確認してからにしますので、ばばっちいもの扱いしないでくださいね m(_ _)m)。



測定器を貸してくれた8187君、本当にありがとう

きちんと測定した値を確認できたというだけで、こんなに精神状態が(良い方へ)変わることを実感できたので、やっぱりデータは隠蔽しちゃいかんと改めて思いましたですよ



データの公開は大切!ですね
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Comments 7

ゆたぽっぽん

素晴らしい

なんか地震後、最高に有用なデータを得た気がする。
近いし♪
茨城県の環境放射線センターの数字からすると
やはり若干高いですね。1~2倍くらいが多いです。
あっこも、地上3.5m計測なので、当然でしょうけど。

もっとも、あっちは県北~県東の計測なので
だいぶ偏りがあると分かってしまった今、、、むーん…ですけど


>だいぶ線量が下がった頃だから測ってもよかろう』
ぶはははは。そう考えてそうだし。


>バックグラウンド(0.08μSv/h=約67rpm)
これは、通常時の自然放射線量のこと?
若干高いような気がしますが
(私は0.03~0.05μSv/hくらい?と思ってました)

もし、ソースがありましたらお教えくださいませm(_ _;)m



本当は、データだけじゃなくてもいいんです。
信頼できる、空間放射線ごとの個人レベルの対応とか
こういう生活スタイルが、この程度の汚染だとお勧め♪って
今日の放射線予報~♪♪♪
やって欲しいですよ…てか、やるべき。
国家ですよ、しかもここは有数の先進国とされてる国。

まぁ無理な期待は、失望を大きくするだけって
悲しいことを学びました。

2011-06-20 (Mon) 21:47 | EDIT | REPLY |   

アキママ

私も

バックグラウンド0.08μSvが高いように思いました。通常時の放射線量ですよね? ウチのマンションの同じ階の人でずっと計測してる人がいるのですが、このあたり震災前は0.03と言っていました。今は、震災前の5~7倍だそうです。この5~7倍の線量は私の計測値とほぼ一緒です。

室内も外もそれほど高くないかもしれないですね。suzukzさん宅の近所は放射能があまり落下しなかったのじゃないでしょうか。都内でももっと高い線量のトコロありますよ。もちろん掃除で洗い流したのでそれも関係していると思いますが。兎に角、近所を計測するとホットスポットがわかるから安心ですよね。

甲状腺にも向けてみたのですねw 私ね、自分の甲状腺のこと忘れていてお腹(胃)に押し付けて計測してたw 私は食い意地がはってるからお腹に放射能がたまってるに違いないってw suzukaさんのブログみて気が付いて慌てて甲状腺にあててみたw 大丈夫っぽいですw

2011-06-20 (Mon) 22:43 | EDIT | REPLY |   

Suzuka@つくば虎梅荘

ゆたぽんさん♪

ソースは、KEK(高エネルギー加速器研究機構)のホームページです。
http://rcwww.kek.jp/norm/
ページの下の方に[参考]という覧があり、
『通常の値(環境放射線量)は0.07 - 0.09 μSv/h 程度で、本測定値はこの環境放射線量を含んだ値です。』
とあります。

KEKはつくば市でも北の方にあるので、うちのあたり(つくば市南部)よりホットスポット(取手)の影響が少ないようです。
それでも、4号機建屋の扉を開けたせいなのか晴れていて風があるせいなのか、今現在の測定値は0.12μSv/hになっていますね(雨で無風だった土曜日は0.09μSv/hでした)。

2011-06-20 (Mon) 22:52 | EDIT | REPLY |   

Suzuka@つくば虎梅荘

アキママさん♪

環境放射線量については、ゆたぽんさんへのレスにソースを記載しましたので御参照ください。
測定機器や測定条件によって、バックグラウンド(環境放射線量)は変わってくるみたいです。
建物の中では自然放射線も遮蔽されるので、バックグラウンドは低くなるようです(とくにコンクリートの建物の真ん中)。
うちの中でも、場所や時間帯によって、0.04μSv/hくらいに計測される時もあります。

いま、私が住んでいるあたりの放射線量が高いのは、取手(ホットスポット)に近いからです。
うちよりも取手寄りの牛久や守谷はもっと高い(つくば市南部の更に2倍前後)です。
取手の向こう側の松戸や柏も同じく高い線量が計測されています。
最近(6月14日)になってようやく新聞で、取手や松戸がホットスポットであると発表されましたが、それまでは、つくばも牛久も守谷も福島から結構遠いから安心と思っていたのに、今になって高い線量だと聞いて驚いているようです。
とくに守谷はTX開通以降急速に大発展している街なので『家を新築したばかりなのに』という嘆きがSNS等に多く投稿されています。

2011-06-20 (Mon) 23:19 | EDIT | REPLY |   

Suzuka@つくば虎梅荘

アキママさん♪

> 私ね、自分の甲状腺のこと忘れていてお腹(胃)に押し付けて計測してたw 
> 私は食い意地がはってるからお腹に放射能がたまってるに違いないってw

(≧∇≦)ノ彡☆ばんばん!
大ウケしちゃいましたよ~♪
おかげでNK細胞がだいぶ活性化しました~♪

2011-06-20 (Mon) 23:29 | EDIT | REPLY |   

りゅうママ

No title

スッキリして良かったですね。
精神的ストレスは、絶対に免疫機能に影響しますからね。
眉間のしわも増えて、美容にも悪いしw

ベータ線を遮蔽して計測するのには、どういう理由があるのですか?

2011-06-28 (Tue) 15:46 | EDIT | REPLY |   

Suzuka@つくば虎梅荘

りゅうママさん♪

美容は今更もうどうでもいいですが(笑)、免疫機能が落ちるのは困りますからね。

GM管で空間線量(μSv/h)を測定する際にベータ線を遮蔽するのは、放射線被曝のリスクを判断し間違えないためです。

μSv/hで評価する場合、測定機器(GM管)の仕組上、ベータ線を遮断せずに測定すると、真の線量(β線+γ線)より10倍以上高い値が出てしまう可能性があり、 この数値をそのまま信じると放射線被曝のリスクの判断を誤ってしまうそうです(機種によって誤差の程度は異なり、2倍くらいしか高く出ない場合もあるそうです)。
外部被曝で問題になるのは、身体の深部まで透過できるガンマ線のみなので、外部被曝=『場所』の危険度をみたい時には、ベータ線を遮蔽してガンマ線のみを測定しました。
内部被曝では、アルファ線やベータ線も問題になるので、体表面や土や食品など、吸引したり飲食したりする物の汚染を知りたいときにはベータ線も一緒に測ります(正確な値は測れませんが、大まかな汚染の有る無しはわかる)。

8187君、この説明で合っていますか???

2011-06-29 (Wed) 15:32 | EDIT | REPLY |   

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