予想以上に早くその時がやってきました(その3)

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2013年8月24日早朝 プーちゃんが息を引き取りました。

私が仕事に出ている間のことで、母が看取ってくれました。

経過が急で、手当や処置が後手後手だったのが悔やまれますが、それでもできることや思いついたことは全部でき、何よりも苦痛らしい苦痛がなさそうなまま最後まで眠るように死んだのが幸いでした。

簡単にですが、プーちゃんが息をひきとるまでの経過をつづります。


2013年8月20日
朝より食欲減退(いつもの半分くらいは食べた)。
夕方、私が帰宅後にヨーグルトやカステラをあげたが食べず。


2013年8月21日
朝、缶フードを温湯でといたものを少量食べたが嘔吐してしまう。
午前中に動物病院を受診、『老衰』と言われる。
栄養剤を経口投与、乳酸リンゲル液を皮下注してもらって帰宅。
栄養剤は帰宅後に嘔吐してしまう。
ポカリスエットを温湯で半分くらいにうすめたものを10ml、シリンジで与えた。
口角からシリンジを挿入して舌の上にポカリスエットを流しこむと、自分で舌をぺろぺろしながら嚥下し、誤嚥するようすもなし。
ただし、あとで与えた半分くらいの量を嘔吐してしまう。
このため、朝6時半頃、午前10時半頃、14時半頃、18時半頃、22時半頃の5回に分けて経口補水を行うこととした。
点滴をしてもらったおかげもあり尿量は十分保たれていた(血尿や着色尿でもなかった)。


2013年8月22日
前日の点滴が効いたのか、午前10時半頃の補水後、午前11時頃に自分で立ち上がって水飲みから水を飲んだとのこと。
夕方、仕事帰りにペットショップで犬用流動食(カロリーエース)を買い、シリンジで与えた。
自分で舌をぺろぺろしながら5mlのんだ。
唾液も減っているようでいつまでも流動食が口の中にへばりついていて気持ち悪そうなので、洗い流す目的でポカリスエット2mlを追加で与えた。
しかし、あとでやはり半分くらいの量を嘔吐してしまう。
この時点で丸2日間排便がみられず、お腹が張ってきている。
腸が動いていない麻痺性の腸閉塞で、それによる嘔吐と腹満と思われた。
尿量はやや減っていたが乏尿というほどではなかった。


2013年8月23日
麻痺性の腸閉塞に対して、大建中湯(だいけんちゅうとう)の注腸を試みた。
経口補水もポカリスエットからOS-1を薄めたものに切り替えた。
午後、時間給を1時間もらってドラッグストアで大建中湯OS-1を購入し、処置を行った。
処置のために一時帰宅したときにはだいぶ衰弱が進んでいた。
前日には頭をもちあげて周りをみたり、寝返りをうったりできていたがそれもできなくなっていた。
処置のために抱き上げたら、溢流性と思われる少量尿失禁がみられた。
人間の乳幼児の論文を参考に大建中湯5mlを注腸。
反応便は私が仕事に戻るまでの短時間にはみられなかったが、少し腸管が動いたのか、夕方、母がのませたカロリーエースもOS-1も嘔吐しなかったとのこと。
私が夜も仕事だったため、母が23時にその日最後の分のカロリーエースとOS-1をのませたが、それも嘔吐なく飲んだとのこと。
24時少し前におむつを交換したところ、注腸液と混ざった反応便があり(血便ではない、小指大の普通便の塊2個)、お腹の張りがとれて柔らかく凹んでいたとのこと。


2013年8月24日
5時に母がトイレに起きた際には、呼吸はしていたものの呼吸数が減っており下顎呼吸もみられたため、『お姉ちゃん(私のこと)が帰ってくるまでがんばるんだよ』と撫でていたが、6時頃に息をしなくなったとのこと。
8時45分に私が帰宅した際には下になっていた右側の腹部にすでに死斑が少し出ていた。
両眼ともにうすく開けたままのため、閉じてやろうとしたが閉じられなかった。
おむつをはずして全身を拭き清め、火葬に備えて綿100%のタオルに寝かせ、庭に咲いている桔梗の花を供えた。
9時30分〜ペットセレモニー山梨さまに来ていただき火葬。
とてもていねいに送っていただいてありがとうございました。
プーちゃんの骨は、とても太くしっかりしていて、5日前まで庭を走りまわり御飯をもりもり食べていた元気さがしのばれる骨だった。


もっと早く注腸をしてあげていればもう少し一緒にいられたのでは、、、

食欲が落ちた20日の時点で動物病院に連れていっていれば、あそこまで衰弱せずにすんだのでは、、、

それ以前に、老犬なのだから、エアコンが効いた室内にいるからと油断していないでただの水ではなく犬用ポカリスエットをあげていたら衰弱せずにすんだのではないか、、、

などなど、悔やまれる点はありますが、痛がったり苦しがったりする様子もなく、侵襲的な検査や処置を受ける必要もなく眠るように逝ってくれたこと、唯一やや辛そうだった嘔吐も最期に処置が間に合って吐かなくなってくれたことなどから、頭では良い最期だったと思っています。

長い間、それこそ甲斐犬よりも長く一緒にいたので、心の整理はなかなかつきそうになく、くよくよとあれこれ考えてしまいそうですが。

短かった最期の経過を思い出して時系列に書き連ねることはまだ辛いものもありましたが、プーの死が無駄にならないように、どこかで私と同じように藁をもつかむような気持ちで愛犬のためにネットで情報を探している人がいらしたら少しでもお役に立てるように、具体的な商品名や処置名を入れて記録しました。

それが、私の仕事のためにお留守番生活が長く、最期のときも私自身が看取ってやれなかったプーへのせめてものはなむけです。








Comments 6

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2013-08-24 (Sat) 21:18 | EDIT | REPLY |   

Suzuka@つくば虎梅荘

ありがとうございます♪

御無沙汰いたしております。
ご助言くださったこと、ご助言の内容ともに大変ありがたく胸にしみいりました。
お忙しい中、拙いブログをお読みくださり、コメントをくださいまして本当にありがとうございました。

2013-08-24 (Sat) 23:47 | EDIT | REPLY |   

アキママ

プーちゃん

旅立ちましたか・・・。
突然症状が現われてから、あっと言う間なのですね。
愛犬(家族)を亡くす苦しみは、私の場合、想像を絶するものでしたが、suzukaさんもきっと同じでしょうね。
私の場合は、同じように愛犬を亡くした人と話す事によって苦痛を緩和する事ができました。
それまでは1人で苦痛を抱え込み、体中が大変な事になっていました。
別れは必ずやってきますが、せめて納得のゆく別れにしたいと言うのが私の出した結論です。
プーちゃんはとっても幸せだったと思います。

2013-08-25 (Sun) 16:53 | EDIT | REPLY |   

Suzuka@つくば虎梅荘

アキママさん

ありがとうございます。
身体が小さい分、ちょっとした体調の崩れからあっというまに重篤な状態になってしまうようです。
弟が死んだ時もそうでしたが、他の犬がいて日常性が保たれるので、ただひたすら悲しみにくれていられないというのが幸いしています。
アキママさんのように一頭飼いの場合には、その子との結びつきも多頭飼いの場合より強くなるでしょうし、朝起きてから夜寝るまでの生活の一コマ一コマにその子が関っているので、それが全く無になってしまうので本当に筆舌に尽くしがたい悲痛さだと思います。
シーちゃんのときも、プーちゃんのときも、可愛がっていたという自負はもちろんありますし、具合が悪くなってからもできることは全てしたと思ってはいますが、それでも必ず悔いは残ってしまうものですね。

コーンの危機モデルというのがあります。
ショック→回復への期待→悲嘆→防衛→適応
http://crisis.med.yamaguchi-u.ac.jp/model.htm
期間や程度の差はあれ、このプロセスをきちんと経なければ、立ち直ることはできないのだそうです。
そこで大切なのは、悲嘆の過程で、まずは思いっきり悲しまなければ、その後の適応までたどりつけないのだそうです。

愛情深くやきもちやきのワンマンドッグだったプーのことですから、私が悲しんでやらなければきっと成仏できないと思いますしね。
仕事もあるし、他の犬の世話もあるし、自分の身の回りのこともあるし、で、一日中プーの死を悲しんでいる訳にはいきませんが、ブログを綴りながら、いただいたコメントを拝読しながら、コメントへの御返事を書きながら、悲しいドラマを観ながら、犬達の世話をしながら、プーを偲んで泣いています。
元気だった頃の姿のあれこれ、衰弱してからの姿、そして骨となった姿を思い浮かべながら。
悲しみだけではなく、後悔や反省の念も抱きながら。
そうこうしているうちにプーの魂は天へ飛び立ち、私はプーがいないことを心の底から受け入れていけるものと思います。
アキママさんも含めた周りの方々に支えていただきながら。

あらためて、とても優しいコメントをくださいまして本当にありがとうございました。

2013-08-25 (Sun) 22:21 | EDIT | REPLY |   

くまのぱぱ

プーさんのご冥福をお祈り致します。通りいっぺんでごめんなさい。他の言葉が思い浮かびません。

2013-08-27 (Tue) 17:11 | EDIT | REPLY |   

Suzuka@つくば虎梅荘

くまのぱぱさん

ありがとうございます。
通りいっぺんだなんてとんでもないです。
とてもありがたく心にしみいります。
ありがとうございました。

2013-08-28 (Wed) 07:59 | EDIT | REPLY |   

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