二度ある事は三度ある〜第145回天然記念物指定甲斐犬愛護会展覧会



何もかも『展覧会が終わってから』と後回しにしていたツケで、この一週間は雑多な用事で忙しく、ブログの更新が遅れてしまいました。
しかもまだ用事の半分くらいしか終わっていない (;ー_ー) =3 フゥ
2017年04月02日、予報をいい方に裏切った好天のもと、第145回天然記念物指定甲斐犬愛護会が開催されました。
今回、我が家は「三度目の正直」を目指して、常磐→くれちゃんと二連敗中の未成犬牝の部にタマちゃんを出陳です。
出陳目録をみたら、未成犬牝の部は24頭の激戦区!
しかも、『天才!志村どうぶつ園』で有名なぺろみちゃんの娘(くるみちゃん)もエントリーしています。
ガラスどころか薄氷の心臓の私は、もうこの時点で正気を失ってしまいました。
そんな状態なので、結果はおしてしるべし・・・。
あとひとつ席次があがれば入賞圏内の7番目でした。
「三度目の正直」とはいかず、「二度ある事は三度ある」になっちゃいました。
すべてはハンドラーである私の未熟さによるもので、タマちゃんを譲ってくれた作出者に本当に申し訳なかったです。
次回は入賞できるように頑張ります。
己の不甲斐なさを十二分に自覚し反省する中でも、いろいろ言い訳を探して自分自身を慰めていた私もいました。
しかし、そんな私に衝撃を与え奮起させてくれたことがありました。
総合優良犬を数多く輩出されてきた大先輩が、ご高齢のうえに大病をされた後なのに自ら犬を引いて仕上げてこられ、出陳前も豪快なお人柄に似合わない(といったら失礼ですが)きめこまやかな犬への配慮をされているのを目の当たりにしました。
知識も技術も実績も十分にお持ちの大先輩でさえ、出陳にあたってはこれほどまでのことをされているというのに・・・
自分では精一杯がんばってきたつもりでいましたが、振り返れば妥協も慢心も少なからずあった私ごときが『やれるだけのことはやった』なんて百年早い!と穴があったら入りたい気持ちになりました。
そうやって大先輩が仕上げてこられた犬は、力感・存在感にあふれており、鳥肌がたちました。
この衝撃と感動を目と心によく焼き付けて、自分の犬と向き合っていこうと思いました。
展覧会には、生後3ヶ月のしのちゃんも連れていきました。
タマちゃんの総合審査が終わるまでは車内のケージに入れたまま放置プレイでしたが、そのあとは、抱っこバッグで審査を見学しました。
たくさんの方々に触っていただいて、良い修行になったと思います。
仕事仲間のNちゃんのお父さんにも抱っこしてもらえたし♪
Nちゃん、可愛い坊を連れて遊びにきてくれてありがとうね♪
そして・・・
なんと!!
展覧会の写真(でブログに載せられるやつ)が一枚もありません!
秋には、年賀状に使える写真を撮ってもらえるよう(←ソコ?)頑張らねば!
愛護会展覧会は、甲斐犬を愛する人達が丹精こめて育成した愛犬と共に一堂に会する素晴らしい場です。
勝てば嬉しく負ければ悔しいのは仕方ないのですが、それ以上に、先輩方・犬友達と犬談義に花を咲かせる時間はとても楽しく、いつもあっという間に終わってしまう感じです。
このような素晴らしい場を提供くださる甲斐犬愛護会本部の皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。
甲斐犬愛護会の御発展と、甲斐犬のますますの繁栄を、愛護会会員の末席よりお祈り申し上げます。
展覧会が終わって数日・・・
やっと「桜まつり」らしくなってきた小瀬スポーツ公園

「桜まつり」の人ごみの中を頑張って歩くしのちゃん。

芝生で宴会している人たちにロックオンするしのちゃん。
食欲魔犬の血筋はしっかり受け継がれているようです。

反省だけなら猿でもできる!
次こそは結果を出すぞ!

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福ぱぱ